「うわわわわ〜〜〜〜〜〜〜!!」 「!?・・・秀作!!」
鐘つき場から聞こえた叫び声に、慌てて上をみると、あろうことか人が降って来た。
利吉は素早く駆け寄ると、何とか彼を受け止める。
「痛・・・・・っ、大丈夫か?!秀作?」 そう言いながら、お互いの顔を見つめ合った2人だったが・・・・・・
「しゅ、秀作?!」 「「何で、私が(僕が)目の前にいるんだ(です)!?」」 2人の台詞が見事に重なり、辺りに響いた―――――
困惑したような土井の台詞に、2人は頷いた。 「しかし・・・にわかに信じがたい話ですね?」 伝蔵に同意を求めながら、土井は2人の姿をまじまじと見つめる。
背筋をピンと伸ばして正座し、憮然とした表情でこちらを見つめる秀作と、 ・・・・・はっきり言って、凄い違和感である。
「どうしてこんなふうになったんだろうなぁ?」
それはこっちが聞きたい・・・そう、利吉は思った。
チラリと隣に視線をやると、不安そうな自分の顔。 思わず、情けなさに涙しそうになる利吉だった。
ならば、とりあえずこのままでここに留まり、もとに戻る方法を探すしかあるまい?
「はい・・・」 そんな二人に、伝蔵はフッと笑って、2人を落ち着かせるよう穏やかに声をかける。 「なぁに、すぐに戻れるだろう。そう気を落とすな!」
な、利吉?
「・・・・・僕、秀作なんですけど・・・・・」 ・・・どうやら、動揺しているのは、父親もらしい。
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あとがき
始めてしまいました、よくあるネタの連載!!(笑)
内容は、アホっぽいものになることでしょう・・・(オイ)
一話分が短くて、軽いお話を書いてみたかったんです〜
不定期で、ちまちま更新していきたいと思います・・・・。